2015/08/14

【東京五輪】うまくいかない本当のワケ

5年後。

2020年に開催される東京オリンピック。


新国立競技場建設問題

ロゴの盗作疑惑

終了後の施設利用問題 ・・・


問題は絶えません。


なぜこのような事態になってしまっているのでしょうか?


難しいことはわかりませんが、

「国民のオリンピックに対する意識」


これがキーワードだと私は考えています。


今回は私なりの考えを綴りたいと思います。





◇「成功させよう」<「儲けよう」



オリンピックは世界各地の人が開催地へ訪れるスポーツの祭典です。

多大な経済効果が期待できます。

人々が多く集まるところにビジネスは生まれます。

オリンピック関連の事業はもちろんのこと、観光産業や交通整備など
ビジネスチャンスはさまざまなところあるでしょう。

そのチャンスを逃すものかと先手、先手で動くのはビジネスマンとしては当たり前のことです。

新国立競技場の建設費が高騰した原因のひとつとして、「人件費」があります。

デザインの問題も勿論あると思いますが、建設業者、実際働く作業者としても1円でも多く
お金がもらいたいと思うのも当たり前です。

このような考えが悪いとは思いませんが、オリンピックに関わる人々が

「オリンピックでひと儲けしよう!」

と考えているのは事実だと思います。

しかし、自分の会社もしくは自分だけ儲かればよい!と考えている人はいないでしょうか?

はたまた、オリンピックで儲けようとしている人を妬んでいる人はいないでしょうか?

「オリンピックでひと儲けしよう!」という考えが強くなりすぎて、

「オリンピックを成功させよう!」という気持ちを忘れていませんか?


◇批判ばかり・・・



私も日本人として生まれて30年が経つわけですが、最近特に”批判”が多いように感じます。

これはインターネットの普及により、私のような一般人でもこのように全世界に対して自分の意見を発信できるようになったことが一番の理由だと思います。

さまざまな立場の人が自由に発言できるようになっていることはとても素晴らしいことですが、その影響による弊害というのも少なくありません。


「これはおかしい」、「あれはやめたほうがいい」という”批判”を言うのは簡単です。

ごく一部の人の意見が拡散されて、いつのまにか国民全員と意見のようになってしまう。

おそろしい世の中です。

話しが飛躍してしまいましたが、東京オリンピックについても”批判”を多く受けています。

問題なのは、「じゃあどうするの?」ということがみんな他人任せになってしまっている点です。


あれはダメ、これはダメと言われ答えが出ない。

先に進まず、時間ばかり過ぎて何もできない。

挙句の果てに間に合いませんでした。


こうならないようにしなければいけません。

本当に難しい状況だと思いますが、リーダーシップを取って”批判”に屈せず押し進めてほしいものです。


◇最後に


1964年に開催された前回の東京オリンピックは戦後復旧のために日本国民が一丸となって、オリンピックを盛り上げていたように思えます。(私は生まれていませんが・・・)

難しいことを考えずに純粋に「オリンピックを楽しもう」と思う気持ちも大切なんだと思います。




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