2015/05/29

【恐怖】今さら「10年桜/AKB48」のPVについて語る

まずは、何も考えずに観てください。





AKB48の11stシングルです。

個人的にこの頃のAKBが一番好きです。

曲も良いのですが、PVがかなり凝っています。

いろんな方がこれについて語っているので、受け売りの部分もありますが

どうぞご覧ください。



単純に観ると、

歌詞の通り、曲の前後は10年後にまた会おうと卒業して今まさに集まろうとしているところ。

曲中は昔の回想シーンで楽しい思い出のあと、みんながスクールバスで別れていくシーンになっている。

そんな感じですね。



でも何かパッとしないというか、腑に落ちない感じはしませんでしたか??



このPV、実は解釈によってはちょっと怖い意味があるんです。



私は一時期これを知って、観られなくなってしまいました。







では、解説していきます。







まず気になるのは、たかみなの存在ですね。



先に言ってしまうとたぶん、たかみなは現代(卒業して10年後)

にはこの世にはいません。





あっちゃんが大事に持っている手紙の内容は以下の通りです。



 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今日は本当にありがとう。

卒業式のあとも、最後までみんなと一緒にいられて

私はとても幸せでした。

今まで、色々なことがたくさん、

ホントにたくさん起こって 何度もくじけそうになって、

学校にもいけなくなりそうだったけど、

そのたびにみんなが支えてくれて、はげましてくれたおかげで

一緒に、卒業できたのだと思います。



今日はホントに楽しかった

最後までみんな、私のことを気遣ってくれて

みんなで騒いで、バカやって、

本当にどうもありがとう。



これからは、すぐには会えなくなるけれど

みんなのことは忘れません。

もし出来るなら、みんなが私のことを覚えていてくれたら、

・・・10年後にまた会いましょう

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



この文から読み解く限り、たかみなには学校に行きにくい何かがあった事が

わかります。



「みんなが支えてくれて」や「私のことを気遣ってくれて」という言葉から

私はたかみなが重い病いを患っていると解釈しました。



最後の場面で一瞬、たかみなが登場しますが1人だけのカットです。

待っている3人とは会っていません。
しかも背景も何かキラキラしています。



これは、近くて遠い場所で見守っていることを表しており、この曲のタイトル

「10年桜」と結び付けて、桜にたかみなの魂が宿ったと考えるのが妥当だと思います。



次にスクールバスでみんなが帰っていくシーンについてですが、

あのスクールバス、実は事故ってます。

4:27あたり、みぃちゃんのアップのあとのシーンでスクールバスが

急カーブに差し掛かります。

そして手で小さいおもちゃのバスを押すシーンと交互に入れ替わり、

道を外れていく事がわかると思います。



その後のバスの中の様子をみるとみんなハイテンションですね。。



これはバスが崖から落ちてめちゃめちゃになっていることを表しているようです。



そしてみんなが降りていく場所、おかしくありませんか?

周りに何もない草原なのです。。。

ひとり、またひとりと命を落としていくというわけです。



冒頭から異様にカメラの映し方を逆向きにしたり回転したりしてますよね。

これはバスの事故を予兆している為と考えます。





では、 あの手は誰の手だと思いますか??

そう、小さいバスを押していた手です。





あれは、たかみななのではないでしょうか。





自分の命が病気で短いとわかっていたので、みんなと離れるのが辛くて

みんなを道連れした。。。



みんなのことが大好きだから・・・



でも、あっちゃんは最後まであのバスに乗っていますね。



奇跡的に助かったということなのでしょう。



じゃあ、現代であっちゃんと話している優子は??



確かにスクールバスに乗っているのですが、優子が手を振っている

シーンはありません。



そう、優子も助かったのでしょう。





あれ?



まゆゆ、こじはる、ともちんは手振ってるじゃん!



そう死んでるんです。



死んでるのに、死んでることを気付いていないんです。



あたかも10年生きてきたかのように話しをしていますが、

あれは3人の妄想で実はあの場所から離れられない呪縛霊になっているのです。

こじはるが「ちょー」って言ってしまうのもその為です。

冒頭でまゆゆが「集まってるの、私たちだけ??」と不安になっているセリフ。。

まゆゆは自分が死んでいることに少し気づきだしたのかもしれませんね。

実はこの3人が一番かわいそうなのかも。



そして、最後にあっちゃんと優子ですが、



あっちゃんは奇跡的に助かりましたが、あの手紙で自分の

命はあと10年と悟ります。



・・・10年後にまた会いましょう



あっちゃんがみんなのところへいくということです。



これは避けられない運命で、どうしようもないこと、

わかっていたことなのですが少しためらいもあって寄り道をしたわけです。



じゃあ、優子は?



優子はそんなあっちゃんを見送りにきたのです。



じゃあ、なんで優子だけ生き残れるのか??



それは、お腹に赤ちゃんがいるからです。



たかみな=役名「さくら」の生まれ変わりの赤ちゃんが・・・



その後、優子もさくらを出産して亡くなったのでしょう。



そしてみんな集まって、歌うのです。



「何があったってここにいる」と・・・・



 あの桜の下で・・・・・









最後までご覧頂きありがとうございました。



私の勝手な解釈なので、気分を害された方がいらっしゃいましたら、

申し訳ございません。



感想など頂けるとうれしいです。。



この頃はみんなかわいいですね!!